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5号3ランホームラン含む4打点の大暴れ!ここ3戦打率.384と打撃の調子を上げる井上広大

5号3ランホームラン放った井上広大

7月3日に阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数2安打4打点1HR1四球。5号3ランホームランなど4打点の活躍で、1軍昇格へアピールした。

4回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、オリックス・バファローズ3番手の漆原大晟の7球目145キロのストレートをセンターへ弾き返し、江越大賀、木浪聖也に続き、タイムリーヒットを放ち、一挙4点の猛攻を締めくくった。

さらに、7回ノーアウト1、2塁のチャンスの場面で、オリックスバファローズ7番手の宇田川優希の2球目149キロのストレートを力強く振り抜くと、大きな放物線を描いた打球はレフトスタンドに吸い込まれる5号3ランホームランとなった。

甲子園での一発は、2021年5月29日の2軍巨人戦以来、プロ2発目となった。

2度のチャンスをものにし、4打点の大暴れを見せた井上広大に対し、平田監督は絶賛のコメントを残した。

チャンスに強い選手になる為に練習を続ける井上広大は、自分に一番合った打撃を探す試行錯誤の日々を送っている。

その試行錯誤が実り始めているのか、ここ3試合で、13打数5安打5打点1HR1四球、打率.384と打撃の調子を上げてきている。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

スケールの大きさは佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補が、今シーズンどのタイミングで1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を歩み始めるのか注目だ。

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