初回に適時三塁打で阪神打線を呼び起こした佐藤輝明
7月8日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「4番・右翼」で先発出場した佐藤輝明は、5打数1安打1打点。タイムリースリーベースヒットを放ち、阪神タイガース打線を呼び起こし、勝利に大きく貢献した。
初回2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った佐藤輝明は、ヤクルトスワローズ先発の高梨裕稔の4球目ストレートを捉え、あと一伸びすればスタンドインの大きな当たりをかっ飛ばし、ライトフェンス直撃のタイムリースリーベースヒットを放った。
1つでも先にの塁を目指し、ユニホームのズボンが破けるほどのスライディングで、三塁打にした佐藤輝明の気迫のプレーに阪神タイガース打線も奮起。近本光司が6回に今シーズン初の2ランホームランを放つと、7回には島田海吏のタイムリーヒット、近本光司の押し出しフォアボール、大山悠輔のタイムリーヒット、糸原健斗のタイムリー内野安打で、一挙5点を奪う猛攻を披露した。
首位独走のヤクルトスワローズ相手に、8得点を奪う勝利を挙げられたのは、紛れもなく初回に佐藤輝明が放ったタイムリースリーベースヒットが起爆剤となっているだろう。
大勝した次の日の試合は、貧打になりがちな阪神タイガースだが、再び佐藤輝明が初回から躍動し、ヤクルトスワローズを3タテしてもらいたい。
公開日:2022.07.09