前夜の打ち疲れジンクス吹き飛ばす先制適時打放った近本光司
7月14日に阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツ戦に、「3番・中堅」で先発出場した近本光司は、3打数1安打1打点1四球。前夜の打ち疲れジンクス吹き飛ばす2夜連続の先制タイムリーヒットを放ち、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
初回、ノーアウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った近本光司は、読売ジャイアンツ先発のシューメーカーの4球目146キロのストレートをレフトへ上手く流し打ち、先制のタイムリーヒットを放った。
2球目ではあわやホームランかという当たりをかっ飛ばしていた近本光司だが、気持ちをしっかりと切り替え、先制のタイムリーヒットを放てたことに対し、先制点を奪えて良かったと安堵の表情を見せた。
前日13日には大山悠輔が近親者の新型コロナウイルス陽性判定で濃厚接触者となり、特例2022の対象選手として出場選手登録を抹消。
この日は坂本誠志郎も近親者の新型コロナ陽性の濃厚接触者となり、出場選手登録を抹消。
さらに前夜49日ぶりの1軍戦で2打席連続タイムリーヒットを放ったばかりのマルテが、右脚の張りのため再び登録を抹消された。
立て続けにクリーンアップが離脱し、心配されていたが、その不安を払拭する活躍を見せている3番・近本光司。
矢野監督が絶賛する阪神タイガース攻撃の要は30試合連続安打が途絶えても、なお打撃好調を維持し続けている。
ここに、佐藤輝明の打撃好調が重なれば、シーズン前半戦での2位浮上も見えてきそうだ。
近本光司には、佐藤輝明を目覚めさせる活躍を見せてもらいたい。
公開日:2022.07.15