ファインプレー連発の江越大賀
7月15日に鳴尾球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した江越大賀は、3打数2安打2打点1四球。打撃では一時逆転の2点タイムリーツーベースヒットを放ち、守備ではファインプレーを連発し、1軍昇格へアピールした。
5回、先頭打者で打席に立った江越大賀は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の4球目130キロのスライダーをライトへ運び、ノーアウトのランナーとして出塁。
さらに、6回2アウト満塁のチャンスの場面で、中日ドラゴンズ2番手・岡田俊哉の3球目140キロのストレートをライトへ弾き返し、一時逆転となる2点タイムリーツーベースヒットを放った。
守備では、7回ノーアウト満塁のピンチで、センター前ヒットを放たれるも1塁走者を2塁封殺するなど、ファインプレーを連発した江越大賀に対し、平田監督は見事なバッティングだけでなく、ファインプレーを含めての活躍を絶賛した。
守備と肩と足はすでに一級品の江越大賀が、1軍の舞台で大ブレイクする為、懸命に課題だった打撃に取り組み、ついに乗り越えられる所まで、進化しつつある。
1軍の舞台で江越大賀が、守備と肩と足ではなく、打撃で活躍する姿を期待したい。
公開日:2022.07.16