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6号3ランホームラン含む5打点の大暴れ!前日の5タコの屈辱晴らした井上広大

6号3ランHR含む5打点の大暴れ見せた井上広大

7月17日に鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、5打数2安打5打点1HR。6号3ランホームランなど5打点の大暴れで、1軍昇格へアピールした。

初回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、中日ドラゴンズ先発の松木平優太の2球目139キロのストレートを捉えると、打球はライト方向へグングンと伸び、先制の3ランホームランとなった。

さらに、2回1アウト満塁のチャンスの場面で、再び松木平優太の4球目128キロのフォークをセンターへ運び、2点タイムリーツーベースヒットを放った。

7月3日のオリックスバファローズ戦以来、9試合ぶりに放った一発が、先制の6号3ランホームランとなった井上広大は、前日の試合で5打数ノーヒットと5タコに終わった屈辱を晴らした。

2度のチャンスをものにし、5打点の大暴れを見せた井上広大に対し、平田監督は昨日無安打で終わった後、日高コーチと室内で打撃の修正をしていたことを明かし、この試合の当たりが井上広大にとっての理想と賞賛した。

チャンスに強い選手になる為に練習を続ける井上広大は、自分に一番合った打撃を探す試行錯誤の日々を送っている。

その試行錯誤が実り始めているのか、チャンスでまとまった得点を奪う機会が増えてきている。

この試合で12球粘ってフォアボールを奪った大山悠輔の姿を間近で感じられたことも更なる成長の糧となりそうだ。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

スケールの大きさは佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補が、今シーズンどのタイミングで1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を歩み始めるのか注目だ。

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