今季初登板を1回三者凡退に抑えた小林慶祐
8月12日に京セラドーム大阪で行われた中日ドラゴンズ戦に、阪神タイガース先発の西勇輝に代わり、2番手でマウンドに上がった小林慶祐は、1回を8球で、無安打無失点1奪三振。今シーズン初登板をわずか8球で中日ドラゴンズ打線を抑えこみ、存在感を放った。
9回、阪神タイガース先発の西勇輝に代わり、2番手でマウンドに上がった小林慶祐は、先頭打者の土田龍空を3球目134キロのフォークでファーストゴロに打ち取ると、続く大野雄大を4球目ストレートで見逃し三振。最後は岡林勇希を初球146キロのストレートでセンターフライに打ち取り、三者凡退に抑えた。
今シーズン1軍初登板となった小林慶祐は、わずか8球で中日ドラゴンズ打線を三者凡退に抑えられたことに安堵の表情を見せた。
7日、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、石井大智が特例2022により出場選手登録を抹消され、代替選手として小林慶祐が登録されていた。
昨季は1軍で22試合に登板し、0勝1敗、防御率2.25という好成績を残したが、春先は右肘のコンディション不良で出遅れ、ファームで登板を重ねていた。
ウエスタン・リーグでは、18試合に登板し、1勝0敗、防御率0.95と結果を残し、万全の状態で1軍に戻ってきた。
小林慶祐には、出遅れた分を取り戻す為にも、チームの為に全力で腕を振り、昨シーズンのような頼れる投球で、阪神タイガースの窮地を救ってもらいたい。
公開日:2022.08.13