15試合連続無失点と安定感抜群のカイル・ケラー
8月28日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、阪神タイガース2番手の湯浅京己に代わり、3番手でマウンドに上がったカイル・ケラーは、1回を20球で、無安打無失点3奪三振。15試合連続無失点を記録し、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
阪神タイガース2番手の湯浅京己に代わり、3番手でマウンドに上がったカイル・ケラーは、先頭打者の代打・レビーラを4球目154キロのストレートで空振り三振、続く後藤駿太を5球目144キロのスプリットで空振り三振。最後は土田龍空に11球粘られるも、11球目153キロのストレートで空振り三振に切って取り、中日ドラゴンズ打線を圧巻の3者連続空振り三振に仕留めた。
藤浪晋太郎に今シーズン初勝利をもたらす無失点投球で試合を締めくくったケラーは、藤浪晋太郎と浜地真澄の好投を力に変え、阪神タイガースを勝利に導く投球を披露した。
ケラーの3者連続空振り三振で自身2連勝を飾った藤浪晋太郎は、完封した2018年9月29日以来の中日ドラゴンズ戦勝利となった。
6日に1軍再昇格を果たしてから4試合に先発してすべてクオリティー・スタートと安定感抜群の藤浪晋太郎が、2連勝を飾るのは2020年4月9日のDeNAベイスターズ戦から同16日ヤクルトスワローズ戦の連勝以来となった。
藤浪晋太郎には、今シーズン残りの登板でも自分の投球を続け、来シーズン阪神タイガースのエースとして完全復活する準備を進めてもらいたい。
藤浪晋太郎が復活し、来シーズンも変わらず安定感抜群の投球をケラーが見せてくれれば、阪神タイガース投手陣がより強固になるはずだ。
藤浪晋太郎とケラーが今シーズン残りの登板でどのような投球を披露してくれるのか注目だ。
公開日:2022.08.28