8月の勢い取り戻す活躍期待の島田海吏
9月18日に阪神甲子園球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、原口文仁の代走で途中出場した島田海吏は、1打数1安打1盗塁。途中出場ながら、打って走って結果残し、存在感を放った。
7回、1アウト走者なしの場面で原口文仁がフォアボールで出塁し、その代走で途中出場した島田海吏は、続く佐藤輝明の打席ですかさず盗塁を試みるも、中村悠平に阻まれ、盗塁失敗に終わる。
しかし、9回2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った島田海吏は、ヤクルトスワローズ3番手マクガフの5球目141キロのスプリットをライトへ弾き返し、2アウトながら1、3塁のチャンスを演出。
さらに、7回に盗塁を阻止されたことに臆することなく、佐藤輝明の打席で初球から果敢に盗塁を試み、盗塁を成功させ、2、3塁と一打逆転サヨナラの場面を演出するも、佐藤輝明が空振り三振に倒れ、1点差ゲームを落とした。
途中出場ながら、打って走って、島田海吏の良さを存分に見せつけ、スタメン復帰へアピールをした島田海吏。
阪神タイガースがクライマックスシリーズに進出し、下克上で勝ち上がっていくには、攻撃力の強化が必要不可欠となる。
島田海吏が8月の勢いを取り戻し、打って走って、中野拓夢と近本光司の間で躍動すれば、自ずと阪神タイガースに得点が生まれることは間違いない。
阪神タイガースがクライマックスシリーズに進出できるかは、島田海吏のスタメン復帰が大きな要素となってきそうだ。
公開日:2022.09.20