最多安打タイトル奪取へ猛打賞記録した中野拓夢
9月18日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、「1番・遊撃」で先発出場した中野拓夢は、5打数3安打。今シーズン15度目の猛打賞を記録し、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
初回、先頭打者で打席に立った中野拓夢は、広島カープ先発の大瀬良大地の3球目141キロのカットボールをレフトへ運び、ノーアウトのランナーとして出塁。
近本光司、大山悠輔のタイムリーツーベースヒット、原口文仁の2号2ランホームランを呼び込む一挙4点の猛攻の口火を中野拓夢が切った。
さらに、2回2アウト走者なしの場面で、再び大瀬良大地の4球目125キロのスライダーをライトへヒットを放ち、マルチヒットを記録。
最後は、9回1アウト走者なしの場面で、広島カープ7番手・森浦大輔の初球147キロのストレートをセンターへ弾き返し、今シーズン15度目の猛打賞を記録した。
今シーズン15度目の猛打賞を記録し、4試合連続安打を記録した中野拓夢は、通算153安打となり、通算150安打で5位にいる村上宗隆を追い越し、最多安打タイトル争いトップを走る近本光司についに並んだ。
盗塁王争いでも、22盗塁で3位につける中野拓夢が、残り試合でどれだけヒットと盗塁を積み上げ、タイトル奪取を達成するのか注目だ。
公開日:2022.09.24