森下翔太のバットへし折った岩崎優
2月20日、阪神タイガース春季キャンプにて行われた実戦形式のフリー打撃で、今シーズン実戦形式初登板となった岩崎優は、渡辺諒、板山祐太郎、島田海吏、森下翔太を相手にのべ6人と対戦し、安打性は島田海吏の1本だけに抑えた。
岩崎優は、渡辺諒をレフトフライ、板山祐太郎をセカンドゴロ、島田海吏にはセンター前ヒットを許すも、続く森下翔太をショートゴロ。2打席目の渡辺諒をセンターフライ、板山祐太郎をファーストゴロに抑えた。
岩崎優が圧巻の投球を見せたのは森下翔太の打席。内寄りのストレートを投げ込むと、森下翔太のバットを真っ二つにへし折り、バキッとにぶい音を響かせる。裂けたバットがボールと一緒にショート付近まで飛び、スタンドを沸かせた。
フリー打撃で初の打者相手に22球を投じ、森下翔太のバットをへし折るなど順調な調整ぶりを示した岩崎優だが、コースの投げ分けや変化球の精度への課題を口にし、ブルペン投球で入念に課題を確認した。
順調に調整を続ける岩崎優には、さらに調子を上げ、岡田阪神の勝利の方程式として、湯浅京己と共に阪神タイガースに勝利を呼び込んでもらいたい。
公開日:2023.02.22