高山俊が1号2ラン含む4安打4打点

4月12日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「1番・左翼」で先発出場した高山俊は、6打数4安打4打点1HR。1号2ランホームラン含む4安打4打点の大暴れを見せ、1軍昇格へアピールした。

3回、先頭打者で打席に立った高山俊は、中日ドラゴンズ先発の松木平優太の3球目145kmストレートをセンターフェンス直撃のツーベースヒットを放ち、阪神打線に火をつけ、一挙6点を奪う。打者一巡して、この回2度目の打席に立った高山俊は、再び松木平優太の3球目142kmストレートをライトへ運ぶタイムリーツーベースヒットを放った。さらに打線は繋がり、高山俊が火をつけた阪神タイガース打線はこの回一挙10点の猛攻を披露した。

さらに、4回2アウト2塁のチャンスの場面で、中日ドラゴンズ2番手・垣越建伸の2球目116kmスライダーを捉え、ライトスタンドへ運ぶ2ランホームランとなった。

最後は、8回2アウト1、2塁のチャンスの場面で、中日ドラゴンズ3番手・石森大誠の4球目フォークをセンターへ運び、タイムリーヒットとし、4安打固め打ちを披露した。

打撃不振に陥る佐藤輝明に続き、森下翔太も打撃低調の阪神タイガース打線は、なかなか得点が奪えず、苦しい戦いを続けている。

春のキャンプから高山俊の復活を期待していた岡田監督にとって、高山俊の1号2ラン含む4安打4打点の活躍は間違いなく朗報だろう。

いつ呼ばれても準備はできていると1軍昇格に意欲を示す高山俊が打撃低調の森下翔太からスタメンを奪う活躍を披露し、阪神タイガース打線の起爆剤となれるか注目だ。