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阪神/戸井零士がプロ入り後初の甲子園アーチ!1軍昇格へ打撃でアピール

戸井零士が代打で勝ち越しホームラン

4月23日、阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「7番・遊撃」で先発出場した戸井零士は、3打数2安打1打点1HR。プロ入り後初の甲子園アーチとなる2号ソロホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。

4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った戸井零士は、中日ドラゴンズ先発の森山暁生の4球目141km甘く入ったストレートを捉え、左中間スタンドに突き刺す一時勝ち越しの2号ソロホームランとなった。

さらに7回、先頭打者で打席に立つと、再び森山暁生の6球目143kmストレートをセンターへ運び、今シーズン3度目のマルチヒットを記録した。

戸井零士は、2022年ドラフト5位で阪神タイガースに入団したルーキーだ。天理高校では高校通算13本塁打を放ち、甲子園に3度出場し、堅実に守るショートの守備も評価されていた。高校時代は春に2度、夏に1度甲子園に出場したがホームランは打てていなかった。

13日の中日ドラゴンズ戦では、プロ初アーチが人生初のサヨナラホームランとなる一発を放っていた。

1軍では木浪聖也と小幡竜平が阪神タイガースの正遊撃手争いを繰り広げているが、そこに割って入る存在にまで成長してくれることを岡田監督も期待しているはずだ。

打撃不振で低調が続く佐藤輝明などが打てず、なかなか得点が奪えず、苦しい戦いを続けているの阪神タイガース打線の起爆剤として、戸井零士が1軍昇格を果たすことができるか注目だ。