北條史也が代打でタイムリーヒット
5月5日、阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、代打で途中出場した北條史也は、1打数1安打1打点。ノーアウト1、3塁のチャンスの場面で、タイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。
9回、ノーアウト1、3塁のチャンスの場面で、遠藤成の代打で打席に立った北條史也は、オリックスバファローズ4番手・山田修義の6球目144kmストレートをレフトへ弾き返し、タイムリーヒットを放った。
北條史也は、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが、今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。
この試合もノーアウト1、3塁のチャンスの場面でタイムリーヒットを放ち、持ち前の勝負強さを見せた北條史也。これで5試合連続安打を記録し、打率.269と打撃の調子を上がっていることを示している。
打撃不振に陥っていた佐藤輝明が復調の兆しを見せ始め、大山悠輔、ミエセスとホームラン攻勢で広島カープを下した阪神タイガース。その打線をさらに爆発させるべく、今こそ岡田監督には阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。
北條史也が1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.05.06