加治屋蓮が19試合連続無失点で防御率0.00
6月1日、ベルーナドームで行われたセ・パ交流戦の西武ライオンズ戦に、阪神タイガース2番手のK・ケラーに代わり、3番手でマウンドに上がった加治屋蓮は、1回を13球で1安打無失点1奪三振。19試合連続無失点を記録し、未だ防御率0.00と安定感抜群の投球で、湯浅京己に繋ぐ阪神勝利の方程式入りへ前進した。
7回、阪神タイガース2番手のK・ケラーに代わり、3番手でマウンドに上がった加治屋蓮は、まず柘植世那を2球目148kmストレートでサードゴロに打ち取る。だが、続く若林楽人に3球目143kmカットボールを捉えられ、レフトへのツーベースヒットを許す。加治屋蓮は、1アウト2塁のピンチを背負うも、源田壮亮を3球目144kmフォークでレフトファールフライ、最後は川越誠司を5球目142kmフォークで空振り三振に切って取り、西武ライオンズ打線を無失点で抑えた。
5月はワンポイントでの起用が続いていた加治屋蓮。5月4日の中日ドラゴンズ戦以来となるイニング頭からの登板で1回を無失点に抑え、岩崎優、湯浅京己に繋ぐ阪神勝利の方程式入りへアピールした。
加治屋蓮は、5月27日の巨人戦で1点差に迫られた9回2アウト走者なしの場面でマウンドへ上がり、142kmフォークで中田翔を空振り三振に仕留め、試合を締め、プロ10年目で初セーブを挙げていた。
19試合連続無失点と安定感抜群の加治屋蓮が、岩崎優、湯浅京己に繋ぐ阪神勝利の方程式入りを果たし、セ・パ交流戦を制する原動力となってもらいたい。
公開日:2023.06.02