9日の日本ハム戦で富田蓮のプロ初先発プランが浮上
6月2日、阪神甲子園球場で行われる予定だったセ・パ交流戦の千葉ロッテマリーンズ戦が雨天中止となり、先発予定だった桐敷拓馬は5日の千葉ロッテマリーンズ戦に回ることとなった。
今季の阪神タイガースは主に中6日でローテーションを回している。その結果、先発ローテーションの谷間となる9日の日本ハムファイターズ戦に、ドラフト6位ルーキー富田蓮がプロ初先発する可能性がある。
富田蓮は、シーズン開幕時は中継ぎの一員としてルーキーながら開幕1軍入りを果たす。するとプロ初登板だった4月1日DeNAベイスターズ戦で初勝利をマークするなど7試合に登板して防御率3.38の成績を残していた。しかし、1軍首脳陣の意向による先発転向のため、5月7日に出場選手登録を抹消されていた。
5月12日のウエスタンリーグのソフトバンクホークス戦で先発デビューを果たした富田蓮は、4回5安打2失点5奪三振と視察に来ていた岡田監督の前で好投を披露。岡田監督から5回は投げられると期待をかけられていた。
2軍では3試合に先発。0勝1敗ながら防御率2.57と安定と安定感を見せており、直近2試合では共に90球以上を投げ、スタミナ面の課題もクリア。青柳晃洋、秋山拓巳ら他の昇格候補を抑え、富田蓮が一歩リードしている。
本日3日のウエスタンリーグ、オリックス・バファローズ戦に登板予定の富田蓮が好投を披露し、1軍先発デビューを勝ち取ることができるか注目だ。
公開日:2023.06.03