前川右京が2試合連続安打で存在感
7月6日、マツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、「3番・右翼」で先発出場した前川右京は、4打数1安打。2試合連続安打を記録し、近本光司不在で沈む阪神タイガース打線で存在感を放った。
初回、2アウト走者なしで打席に立った前川右京は、広島カープ先発の野村祐輔の7球目137kmカットボールをショート内野安打にし、2試合連続安打を記録。
前川右京は、セ・パ交流戦中の5月30日に1軍に昇格を果たすと、6月6日の楽天イーグルス戦で宋家豪からプロ初ヒットを記録。翌7日の楽天イーグルス戦では日米通算200勝間近の田中将大から2安打をマークするなど、6月は15試合に出場。53打数19安打6打点、打率.358と素晴らしい結果を残した。
7月に入り、14打数2安打、打率.143とやや下降気味だが、2試合連続安打を皮切りにもう一度息を吹き返すべく前川右京は、相手の攻め方を研究。近本光司不在で沈む阪神タイガース打線で躍動しようとしている。
近本光司の離脱で緊急昇格した佐藤輝明、大山悠輔と共に阪神タイガースを勝利に導く活躍ができるか注目だ。
公開日:2023.07.08