北條史也が一時逆転の2点タイムリーヒット
7月28日、倉敷のマスカットスタジアムで行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「6番・二塁」で先発出場した北條史也は、4打数1安打2打点。一時逆転の2点タイムリーヒットを放ち、直近4試合で打率.300と打撃好調で1軍昇格へアピールした。
2回、ノーアウト2、3塁のチャンスの場面で打席に立った北條史也は、広島カープ先発の黒原拓未の4球目137kmスプリットをレフトへ運ぶ一時逆転の2点タイムリーヒットを放った。
北條史也はここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが、今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。
1軍では、怪我で離脱していた近本光司が復帰。失速していた阪神タイガース打線の勢いも少しずつ戻りつつある今こそ岡田監督には阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。
木浪聖也と小幡竜平の阪神タイガース正遊撃手争いへ割って入る存在としても期待がかかる。
北條史也が1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.07.29