高山俊が途中出場で11試合ぶりの7号ソロHR
8月23日、杉本商事バッファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、中川勇斗の代打で途中出場した高山俊は、2打数1安打1打点1HR。11試合ぶりの7号ソロホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。
7回、中川勇斗の代打で途中出場した高山俊は、先頭打者で打席に立つと、オリックス・バファローズ2番手・日高暖己の2球目133kmフォークをセンターへ運ぶ一時勝ち越しの7号ソロホームランを放った。
高山俊は岡田監督から復活を期待され、春季キャンプは1軍スタートも、開幕は2軍で迎えていた。ウエスタン・リーグ開幕後も打率1割台と苦しんだが、4月の後半からヒットがコンスタントに飛び出すようになり、現在は好不調の波はあるものの、打率.241と再浮上の兆しを見せている。
7月は、2日のオリックス・バファローズ戦から8試合連続ヒットを放つなど、打撃好調を維持し、完全復活の予感を漂わせていた。
8月は、7月28日の広島カープ戦から続いていた8試合連続ノーヒットを、8月13日の広島カープ戦でストップし、この試合で11試合ぶりの7号ソロホームランを放ち、打撃再浮上の兆しを見せている。
高山俊には、近本光司、ノイジー、森下翔太と現状固まりつつある外野スタメンの牙城を崩し、M24と波に乗る阪神タイガース打線をさらに調子付かせる起爆剤となってもらいたい。
岡田監督が待ち望んだ本来の姿で、高山俊が1軍昇格を果たし、近本光司、大山悠輔と共に、阪神タイガース打線を牽引する存在になってもらいたい。
今シーズンしっかりと結果を出している石井大智が、さらなる好投を披露し、共に好投を続ける島本浩也、桐敷拓馬と競い合う阪神タイガース勝利の方程式として岡田監督に認められるか注目だ。
公開日:2023.08.24