阪神の最短Vは9月10日
8月28日時点で、優勝マジックが阪神タイガース「21」、オリックス・バファローズ「22」の関西2球団が、9月10日、同日優勝の可能性に今、注目が集まっている。
2リーグ制となった1950年以降、セ・パ両球団の同日Vは1951年の巨人&南海、1954年の中日&西鉄、1958年の巨人&西鉄の3例しかなく、今回実現すれば1958年以来、65年ぶりの珍事となる。
26日には、オリックス・バファローズが千葉ロッテマリーンズとのデーゲームを0-0の引き分けに持ち込み、2014年以来9年ぶりとなる優勝マジックを点灯させ、史上初の阪神タイガースとの関西2球団、同時マジックを点灯させた。
パ・リーグが前後期制だった1973年から1982年、プレーオフ制度で優勝球団を決定した2004年から2006年を除いた60シーズンで3例しかなかった珍事を実現させる「同日優勝」の可能性は、実に5パーセントだ。
オリックスの前身阪急時代も含め、阪神タイガースとオリックス・バファローズの両球団が同じ年に優勝したことはない。1984年に阪急、1985年に阪神がそれぞれリーグ制覇したものの、惜しくも1年違いだった。
史上初の関西2球団、同時マジックを点灯させた阪神タイガースとオリックス・バファローズが、史上初の9月10日、同日優勝を達成することができるか注目だ。
公開日:2023.08.29