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阪神/野口恭佑がチーム唯一のヒットで存在感!今オフでの支配下登録へ打率.306と打撃でアピール

野口恭佑がチーム唯一のヒットで存在感

9月1日、杉本商事バッファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「4番・左翼」で先発出場した野口恭佑は、3打数1安打。チーム唯一のヒットを放ち、打率.306と打撃復調で、今オフでの支配下登録へアピールした。

5回、先頭打者で打席に立った野口恭佑は、オリックス・バファローズ先発・斉藤響介の3球目147kmストレートをライトへ運び、この試合チーム唯一のヒットを記録した。

野口恭佑は春季キャンプにて左太腿裏を肉離れし、1度は治ったものの、4月上旬に再発。別メニュー調整を続けていたが、5月23日に2軍の本体へ合流し、7月末の期限までに支配下登録を勝ち取るべくアピールを続けてきた。残念ながらケガでの出遅れがあったこともあり、今シーズンでの支配下登録は成し得なかった。

それでも、8月1日の中日ドラゴンズ戦で今シーズン2度目の3安打猛打賞を記録すると、2日の中日ドラゴンズ戦で根尾昂のストレートを先制の2号2ランホームランにしたフルスイングは、阪神ファンも惚れ惚れするほどのもので、未来の阪神のクリーンアップを託したくなるほどの逸材だ。4日の中日ドラゴンズ戦では、3号ホームランを含む今シーズン3度目の3安打猛打賞を記録した。

8月5日のオリックス・バファローズ戦では2試合連発となる4号ホームランを放ち、8月11日の広島カープ戦で8月4本目となる5号ホームラン。8月1日の中日ドラゴンズ戦から9試合連続安打を記録するなど打撃絶好調で今オフでの支配下登録へアピールしていた。

野口恭佑の打撃絶好調の要因は、構えのバランスがいいことに加え、北川コーチは軸足の右足を使うことを助言され、タイミングが取りやすくなり、ボール球を見極められるようになったことが挙げられる。

和田2軍監督も打撃だけなら十分、支配下に入る力を持っていると太鼓判を押す野口恭佑には、今シーズン2軍で試合に出続け、ゲーム体力をしっかりとつけ、今シーズンのオフで即支配下登録を勝ち取り、来シーズン大ブレイクを果たしてもらいたい。

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