井上広大が2点適時打など3安打猛打賞で打率.300
5月4日、甲子園で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に、「4番・一塁」で先発出場した井上広大は、5打数3安打2打点。ダメ押しの2点タイムリーヒットを放つなど3安打猛打賞を記録し、打率.300と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
2回、先頭打者で打席に立った井上広大は、くふうハヤテ先発の奥田域太の2球目134kmストレートをショートへの内野安打とし、ノーアウトのランナーとして出塁。戸井零士の先制タイムリーツーベースヒット、藤田健斗のタイムリーヒットを呼び込んだ。
さらに、5回1アウト2塁のチャンスの場面で、再び奥田域太の初球133kmストレートをサードへの内野安打とし、マルチヒットを記録。ミエセスのタイムリーヒットを呼び込んだ。
最後は、6回2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立つと、くふうハヤテ2番手・竹内奎人の2球目141kmストレートをバットの先で捉え、ライトへのポテンヒットとなる2点タイムリーヒットを放ち、3安打猛打賞を記録した。
井上広大は、3日のくふうハヤテ戦で、9回1アウト1、2塁のサヨナラのチャンスの場面で、昨シーズンDeNAベイスターズから戦力外通告を受けた田中健二朗の前に、三球三振に倒れていた。この試合で3安打猛打賞を記録し、サヨナラのチャンスを逃した悔しさを晴らした。
井上広大には、1軍昇格を果たし、阪神の主砲・大山悠輔を脅かす存在になるような活躍に期待したい。
公開日:2024.05.05