渡辺諒が走者一掃の3点適時打で2試合連続安打

5月5日、甲子園で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に、「3番・三塁」で先発出場した渡辺諒は、4打数1安打3打点。走者一掃の3点タイムリーヒットを放ち、2試合連続安打を記録し、1軍昇格へアピールした。

2回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った渡辺諒は、くふうハヤテ先発の西濱勇星の2球目133kmフォークをレフトへかっ飛ばし、走者一掃の3点タイムリーヒットを放った。

渡辺諒は、シーズンオフに鹿児島・徳之島で昨シーズン、キャリアハイの26本塁打で本塁打王に輝いたソフトバンクの近藤健介らの自主トレに参加し、代打で出てきて二塁打、三塁打といった長打を打ち、チャンスを広げられる選手に成長する為、トレーニングメニューを近藤健介になるべく近づけ、レベルアップを図ってきた。

4月23日の中日ドラゴンズ戦でマルチヒットを記録してから6試合連続安打を記録するなど、渡辺諒の打撃の調子が上がってきており、1軍昇格への準備は整いつつある。

渡辺諒には佐藤輝明、大山悠輔などの阪神内野スタメン陣に割って入る存在として期待したい。