小野寺暖が2試合連続マルチヒットで4出塁
6月11日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した小野寺暖は、3打数2安打1打点2四死球。2試合連続のマルチヒットを記録するなど4出塁で、直近3戦打率.455と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
3回、2アウト走者なしの場面で打席に立った小野寺暖は、オリックスバファローズ先発の川瀬堅斗の3球目143kmストレートをセンターへ運び、出塁。
さらに、8回1アウト1、2塁のチャンスの場面で、小野寺暖は再び川瀬堅斗の4球目140kmストレートをレフトへタイムリーツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
小野寺暖は、今シーズン初めてスタメン出場となった5月30日の日本ハムファイターズ戦で、3打数ノーヒット3三振と結果を残すことができず、6月7日に今シーズン2度目の2軍降格となった。
しかし、バッティングの状態は決して悪くなく、6月8日の中日ドラゴンズ戦から3試合連続安打、9日の中日ドラゴンズ戦からは2試合連続マルチヒットで、直近3戦打率.455と打撃好調を維持している。
2試合連続マルチヒット含む4出塁に、直近3戦打率.455と打撃好調で最短での1軍昇格へアピールした小野寺暖には、近本光司、森下翔太などの阪神外野スタメン陣を脅かす存在になってもらいたい。
公開日:2024.06.12