栄枝裕貴が決勝の適時打含むマルチヒット
6月12日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「8番・捕手」で先発出場した栄枝裕貴は、3打数2安打1打点1盗塁。決勝のタイムリーヒットを放つなどマルチヒットを記録。10試合ぶりのヒットを放ち、1軍再昇格へアピールした。
2回、2アウト走者なしの場面で打席に立った栄枝裕貴は、オリックスバファローズ先発の芦田丈飛の2球目140kmストレートをショートへ転がし、安達がグラブを弾き、送球できず、内野安打となった。
さらに、7回2アウト3塁のチャンスの場面で、栄枝裕貴はオリックスバファローズ2番手・宇田川優希の4球目149kmストレートをレフトへ決勝のタイムリーヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
坂本誠志郎、梅野隆太郎の併用が続く阪神1軍捕手陣に割って入るべく栄枝裕貴が1軍では1球来るかどうかわからない甘い球を一発で仕留められる打撃を身につけ、チャンスに強い打者へと進化しようとしている。
決勝のタイムリーヒットを放つなどマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした栄枝裕貴には、坂本誠志郎、梅野隆太郎の阪神捕手陣を脅かす存在に成長してもらいたい。
公開日:2024.06.13