中川勇斗が貴重な押し出し四球で引き分けに導く
7月11日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に、「8番・捕手」で先発出場した中川勇斗は、3打数1安打1打点1四球。ツーベースヒットに、阪神を引き分けに導く貴重な押し出しフォアボールを選び、1軍昇格へアピールした。
8回、1アウト1塁の場面で打席に立った中川勇斗は、くふうハヤテ先発の西濱勇星の初球142kmストレートをライトへツーベースヒットを放ち、5試合ぶりの安打を記録した。
さらに、9回1アウト満塁のチャンスの場面で、中川勇斗はくふうハヤテ2番手・奥田健誠の5球目146kmストレートを見極め、阪神を引き分けに導く貴重な押し出しフォアボールを選んだ。
「打率も盗塁阻止率も3割以上。全て3割以上」と2軍戦での目標を掲げている中川勇斗に、和田2軍監督は守備力向上にも期待を寄せている。
ツーベースヒットに、阪神を引き分けに導く貴重な押し出しフォアボールを選び、1軍昇格へアピールした中川勇斗には、前川右京に続き1軍でのブレイクに期待されており、梅野隆太郎、坂本誠志郎の阪神捕手陣に割って入る存在になってもらいたい。
公開日:2024.07.12