高橋遥人が支配下復帰後初の本拠地でシート打撃に登板
7月24日、甲子園球場で行われた1軍全体練習に参加し、シート打撃に登板した高橋遥人は、打者10人に計34球を投じ、渡辺諒にレフトスタンドに運ばれ、安打性の打球は1本塁打を含む4本。支配下復帰後、初めて本拠地のマウンドに立って現状を確かめ、課題をつかんだ。
ストライクをしっかり取る」ことを意識し、臨んだ高橋遥人は、カットボール、スライダー、ツーシームも交えた34球で、最速147kmを計測し、そんなに悪いボールではなかったと手応えを口にした。
高橋遥人は2022年の左肘トミー・ジョン手術、昨年の「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」と度重なる手術で昨年11月に育成契約となっていたが、今シーズンは2軍9試合に登板して0勝3敗、防御率3.09という結果を残し、7月20日に支配下復帰を果たしていた。
1軍復活登板がいつになるかが楽しみな高橋遥人だが、同じくトミージョン手術を受け、今シーズンは阪神タイガースのエースと言えるほどの活躍を披露する才木浩人を例に挙げるなら、支配下復帰が発表されてから約2カ月後になりそうだ。
支配登録を掴み取り、1軍昇格を目指す高橋遥人には、勝負になる8月、9月に1軍昇格を果たし、混戦のセ・リーグを抜け出す勝利を阪神タイガースにもたらしてもらいたい。
公開日:2024.07.25