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早い段階で原口文仁や糸原健斗ら代打の切り札の出場可能に!長坂拳弥が1軍再昇格で阪神は再び捕手3人制に

長坂拳弥が1軍再昇格で再び捕手3人制に

7月25日に豊田寛が出場選手登録を抹消となり、代わって24、25日の1軍練習に参加していた捕手の長坂拳弥が、26日に1軍へ再昇格する見込みとなり、阪神タイガースは藤田健斗を上げていた12~18日以来3試合ぶりに、再び捕手3人制に戻して後半戦に臨むこととなった。

長坂拳弥は18日、杉本商事バッファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「8番・捕手」で先発出場し、3打数2安打2打点。2点タイムリーヒットを放つなどマルチヒットを記録し、1軍再昇格へバットでアピールしていた。

梅野隆太郎、坂本誠志郎の2人制の時は、打率1割台後半の梅野隆太郎や2割台前半の坂本誠志郎にチャンスで打順が回っても、故障も想定して代打を送れず、チャンスをものにできないケースが目立っており、岡田監督の悩みの種となっていた。

そこで長坂拳弥を昇格させ、3人制に戻すことで早い段階で原口文仁や糸原健斗らの代打の切り札を出すことが可能となり、戦力の積極投入で大胆に勝負手を繰り出し、勝利を呼び込もうとしている。

勝負どころでの先発捕手への代打、代走起用も辞さない状況を見越し、1軍再昇格を勝ち取った長坂拳弥には、代打で結果を残し、梅野隆太郎、坂本誠志郎を脅かす存在になってもらいたい。