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【阪神タイガース今季の課題】4年連続両リーグ最多失策の守備のテコ入れを!二塁/糸原健斗のコンバートも一考の余地か!?

12球団完全データファイル2021

両リーグ、前年最下位チームが優勝を果たしという前代未聞のシーズンとなった2021年。12球団の詳細なデータをもとに、今季の戦いぶり&来季に向けた課題、期待値を完全掲載!

【今季の課題】打線の強化はもちろん、大胆なコンバートも必要

各所に弱点を抱えながらもゲーム差なしの2位に食い込んだのは矢野監督の巧みな投手采配があったからだ。ただ、4年連続両リーグ最多失策はいくら何でもひどい。正遊撃手に抜擢された中野拓夢は後半戦になってからは甲子園の土に慣れ、守備の安定感を増したが、肩の強さから本質的には二塁手が向いているのではないだろうか。

そうなるとボトルネックになっている二塁・糸原健斗のコンバートも一考の余地が生まれる。もとより、ショートの守備力は育てるもの。現時点では中野より劣るが、小幡竜平などを我慢強く起用するのも手だ。マルテが絶妙な捕球で内野陣を支えているうちに手を打ちたい。


矢野政権3年目で3位→2位→2位と好調をキープし、地力を付けているのは確か。もどかしい時期から脱却するためには、やはり投打でセ・リーグを代表するようなスターの出現が必要か…?

【チームMVP/近本光司】1番打者としてさらなる成長

2018年のドラフト指名時にはこんな小柄な外野手を獲ってどうするんだ!?」と言われた近本だが、今やなくてはならない阪神のリードオフマン。今季はキャリアハイの打率.313、出塁率.354も記録し、10本塁打もマーク。

盗塁王こそ中野に譲ったが、24盗塁の脚力も健在。お世辞抜きで阪神打線で一番頼りになる選手に成長を遂げた。シーズン終盤には3番も務め、10月19日のヤクルトとの大事な首位攻防戦では、奥川恭伸から先制3ラン。

勝負強いバッティングも備えており、中野や島田海吏が1番を打てるようになれば、「3番・近本」でもまったく問題ないだろう。

【チーム逆MVP/大山悠輔】真の4番になるはずが、イマイチな結果に…。

 2020年には、打率.288、28本塁打、85打点をマークし、岡本和真(巨人)、村上宗隆(ヤクルト)と本塁打王争いを展開した大山。しかし、今季は5月に背中の張りで登録抹消されると、1軍復帰後も不振に苦しんだ。

9~10月は打率3割台をキープし、7本塁打を放ったが、いい日と悪い日の差が激しく、「安牌」になってしまう日も少なくなかった。年齢さえ違えど、岡本や村上はしっかりと4番に定着しており、打線の差が出ているのは4番。

いいところで回ってくるのは、大山の“宿命”だが、得点圏打率.205はいただけない。大山がチャンスで打ちまくれば、悲願の優勝も見えてくる。

【セリーグ2位】阪神タイガース

【2021シーズン成績】
77勝56敗10分
勝率 .579
得 点 541 ⑤
失 点 508 ②
本塁打 121 ⑤
盗 塁 114 ①
打 率 .247 ④
防御率 3.30 ②


チームトップの本塁打数は佐藤輝明の24本。マルテが22本、大山悠輔が21本と続く。阪神の30本塁打超えは2010年のブラゼル(47本)までさかのぼる。3人ともに30本塁打を放つポテンシャルはあるはず。3人が通年で中軸を張ることが優勝への条件だ。


出典:『がっつり! プロ野球(30)』

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