12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【新戦力査定/評価:B】ケラーが復調して残留!ドラ1・森木はプロの洗礼
新守護神候補として来日したケラー。開幕戦で恐ろしいほどショボいカーブを投げ、2試合で5失点と「ダメ虎助っ人列伝」の仲間入りを果たすところだったが、二軍での調整を経て、日本にフィット。6月から8月にかけて、17試合連続無失点も記録した。
先発投手のウィルカーソンは5月に4先発で3勝1敗、防御率1・04の快投で月間MVPに輝いたが、6月に入ると防御率9点台と豹変。8月に二軍に落ち、再昇格はならなかった。
マルテの怪我が長引き、緊急補強したロドリゲスはお話にならず。オリックスでダメだった外国人をメキシコから引っ張ってきて、再びダメでしたという酷い補強だった。
ドラフト組は一軍ではあまり活躍できず。ドラ1・森木大智は二軍戦14試合で防御率4・08。一軍でも2試合に先発したが、0勝2敗と弾き返された。二軍戦13試合で防御率0・72と圧倒したドラ3・桐敷拓馬も一軍では7試合で0勝3敗、防御率5・02 。その他ではドラ5・岡留英貴が二軍戦36登板で防御率1・54と結果を残している。
ソフトバンクを戦力外になり、阪神に入団した渡邉雄大は左のワンポイントとして躍動。31歳にしてようやく活躍の場を与えられた。
阪神タイガース2022新戦力選手成績
【投手】
森木大智 2試合 0勝 2敗 0H 0S 防御率6.23
桐敷拓馬 7試合 0勝 3敗 0H 0S 防御率5.02
ケラー 34試合 3勝 2敗 5H 3S 防御率.31
ウィルカーソン 14試合 5勝 5敗 0H 0S 防御率4.08
渡邉雄大 32試合 3勝 1敗 10H 0S 防御率2.45
【野手】
ロドリゲス 24試合 10安打 2HR 9打点 0盗塁 打率.154
豊田寛 5試合 0安打 0HR 0打点 0盗塁 打率.000
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日:2023.01.03