打線の破壊力アップへ
昨季はチーム打率がリーグ4位で本塁打が5位。盗塁はトップでも得点はワーストだった。
では、その得点力を高めてくれる助っ人をどう生かすか。まず、昨季のマルテは一塁を守ったが、新加入のボーアは一塁で、サンズは外野か一塁。ポジション問題がネックになりそうだ。
ならば、中軸は経験あるマルテが4番で、前後に糸井嘉男、福留孝介。1、2番は近本、糸原健斗、6番以降は梅野、大山悠輔、木浪。となると、ベテランの糸井、福留にもしものことがあった場合、助っ人勢を活用するのか。
いずれにせよ、近本、糸原のコンビだけは崩さないことが大事だろう。
守りは失策102個でリーグワースト。三塁の大山が20個、遊撃の木浪が15個で北條史也も11個と、三遊間の改善が急務。外野は近本の加入で向上した。
ーー次回【広島東洋カープ編】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.05.21
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