こんな仮説はどうでしょう?移籍選手は2年目以降に飛躍する!?
FAでもトレードでも、新加入選手の存在は球団、ファンから大きな期待を背負わされる。当然のように「移籍即、活躍」を求められるが、実は彼らの真の実力は移籍2年目以降に発揮されることが多いのでは……!?そんな仮説を徹底検証します!
この仮説が本当なら…今季大活躍を期待の移籍2年目以降選手は?
今季の飛躍、もしくは復活が期待される移籍2年目以降の選手は誰か――。その筆頭候補はやはり、長野久義、内海哲也の「元巨人組」だろう。両選手とも、昨季FAによる人的補償選手として移籍した実績あるベテラン。長野久義は開幕から調子が上がらず、プロ入り初の1ケタ本塁打に終わった。内海哲也は故障もあってシーズン通して1軍登板なし。ともに不本意な成績で1年間を終えたが、そもそも実績も実力も十分なのは誰もが認めるところ。内海哲也はオフに手術を行ったためリハビリがどの程度かかるか不透明な部分はあるが、万全であれば間違いなく昨季以上の成績を残せるはずだ。宇佐美慎吾、和田恋も「元巨人組」で飛躍が期待される選手。ともに抜群の打撃力を誇りながら、巨人ではチーム事情でなかなか出場機会を得られなかった。移籍先では巨人時代よりも間違いなく出場機会が増え、環境に慣れた今季こそ真の実力を発揮できるはず。大田泰示のように、巨人でくすぶりながら他球団で花開く、そんなシーンを見たい。
写真:あもあもだいち
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公開日:2020.04.21