リーグトップタイの5号と打撃好調の西浦直亨
7月4日に神宮球場で行われたDeNAベイスターズとの第2戦で逆転2ランホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した西浦直亨。
ライトスタンドへの一発は西浦直亨にとって珍しく、2018年7月24日の巨人戦以来、自身2年ぶりのライトへのホームランだった。
これで西浦直亨が放ったホームランは、5本目となり、巨人・岡本和真、広島カープ・鈴木誠也に並ぶ本塁打ランキングリーグトップタイに躍り出た。
6月25日の阪神タイガース戦で藤川球児から代打サヨナラ3ランホームランを放ってから10日間で5本のホームランと驚異的なスピードでホームランを放ち続ける西浦直亨の打撃好調の要因は、自分のスイングができるボールをしっかり待てていることだろう。
初ホームランの藤川球児との対戦では2球で仕留めたが、それ以降のホームランは、2、3号は3球目、4号は6球目、5号は9球目と早い段階で自分のスイングができるボールが来れば、思い切ってスイングし、自分のスイングができない場面ではしっかりボールを見極め、自分のスイングができるボールまで粘れていることが西浦直亨の打撃好調の要因だろう。
打撃好調を継続し、西浦直亨が恐怖の5番打者としてレギュラーに定着すれば、ヤクルト打線はさらに厚みを増しそうだ。
公開日:2020.07.05