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ヤクルトとの残留交渉長期化の小川泰弘は未だ結論出ず!

残留交渉長期化の小川泰弘

今シーズン、国内フリーエージェント(FA)権を取得しているヤクルトの小川泰弘が12月2日、東京都内で原田要球団取締役らと今季取得したFA権について話し合った。

球団は今季の年俸9000万円から年棒大幅アップの複数年契約を提示し、シーズン中から残留交渉を重ねてきた。しかし、未だ残留の決断をもらえておらず、原田取締役は「金額ではなく『野球人生のけじめの年ということで悩んでいる』とのことだった」と小川泰弘との話し合いの結果を明かした。

小川泰弘自身は、シーズン終了時から「野球人生の分岐点になると思いますので、じっくり考えたい」と語っており、その言葉に高津臣吾監督はじっくり考えて答えを出すことを後押ししいている。

高津臣吾監督は、11月21日に神宮のクラブハウスを訪れ、小川泰弘と会い、言葉を交わした。「たいした話はしてないけど。いい選択ができたらいいね、と。何を選択しても正解だと思うし、野球人としていい選択をできるようにしっかり考えなさい、という話をしました」と明かした。

小川泰弘はルーキーイヤーの13年は3完封、4完投で16勝を挙げ、菅野や藤浪晋太郎を抑えて新人王を獲得した。しかし、独特な投球フォームでの投球は右ひじに負担がかかるため故障が続き、昨シーズンはリーグワーストの12敗と苦しんできた。

しかし、今シーズンはフォークやチェンジアップにキレが戻り、20試合に登板し、10勝8敗、防御率4.61と2桁勝利を挙げ勝ち越しに成功し、先発投手陣の柱として見事復活を遂げた。

8月15日のでDeNAベイスターズ戦では打者32人、135球で史上82人目のノーヒットノーランを達成し、他球団へも復活をアピールし、FAの注目選手とて名乗りを上げた。

FAとなれば先発不足のチームからのオファーが予想されるが、移籍するなら選手を熟知するセ・リーグか。その中で可能性が高いのが小川泰弘の地元が本拠地の中日ドラゴンズだ。中日ドラゴンズはエース・大野雄大の残留を受け、更なる先発投手の補強で強固な先発ローテーションを組みたいはずだ。また、打たせて取るタイプの小川泰弘にとっても、広い名古屋ドームは投げやすい球場で勝ちにつながりやすいだろう。

中日以外では先発右腕が不安なDeNAベイスターズや阪神タイガース、さらに菅野の動向次第では巨人も獲得に乗り出すことになりそう。

未だ沈黙を続ける小川泰弘が、どのような決断をするのか今後の動向に注目だ。