19歳・村上宗隆が36本塁打!強力打線は健在もまた投崩…!
【2019シーズン成績】
59勝82敗2分
勝率 .418
得 点 656 ②
失 点 739 ⑥
本塁打 167 ②
盗 塁 62 ⑤
打 率 .244 ⑥
防御率 4.78 ⑥
毎年、同じことを書いているような気もするのだが、今年も「強力打線&投手陣崩壊」の構造は変わらず、5〜6月にはリーグワーストの16連敗を喫した。
さておき、明るいニュースから。今年の希望は何といっても村上宗隆の大ブレイクだろう。2017年にドラフト1位で入団した大型スラッガーが早くも本格化。143試合に出場し、打率.231、36本塁打、96打点を記録し、高卒2年目の本塁打数歴代タイ記録に到達。打点は歴代トップに躍り出た。
青木宣親、山田哲人、バレンティンも上々の結果だったが、開幕直後に坂口智隆が左手親指を死球で骨折して長期離脱したのは痛かった。高い出塁率を誇る不動の1番打者が抜けた分、得点効率は下がってしまった。5番・雄平も得点圏打率が昨季.356から今季は.207に下がっている。強力打線の域はキープしたが、1年で2位から最下位に落ちた明確な理由は存在した。
投手陣は相変わらずの泥沼だ。大ベテランの石川雅規がかろうじて8勝6敗をマークしたが、エース・小川泰弘が5勝12敗、防御率4.57と精彩を欠き、3番手以降は防御率4〜5点台がやっと。イニングイーターのブキャナンは右手の負傷もあり、シーズン全体では18試合で4勝6敗、防御率4.76。99・2投球回で少し寂しい結果になってしまった。
リリーフ陣も昨季登板の石山泰稚がコンディション不良で34登板に終わり、梅野雄吾、ハフ、マクガフらが60登板超で奮闘したが、軒並み防御率3点台と絶対的存在にはなれなかった。
【TEAM LEADER】
打率 青木宣親 .297
本塁打 村上宗隆 36本
打点 山田哲人゙ 98打点
盗塁 山田哲人 33盗塁
登板 梅野雄吾・ハフ 68試合
勝利 石川雅規 8勝
奪三振 小川泰弘 132奪三振
セーブ マクガフ 11S
H P 梅野雄吾 30HP
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公開日:2019.12.02