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深いリンパを刺激して不調を治す!

浅いリンパと深いリンパ

体にたまった老廃物の排出を促進するリンパへの働きかけ、わかってはいるのですが、そもそもリンパって何なのでしょう。

まず、リンパ管が全身を血管に沿ってめぐっています。手足の先が出発点で、合流を繰り返しながら徐々に太くなっていき、心臓へとつながっていきます。その過程で、血管からしみ出した血漿=栄養成分を回収していきます。回収されたものがリンパ液、これを心臓に戻すことがリンパの役目なのです。

なお、リンパは血漿を回収するとき、一緒に老廃物や細菌、腫瘍細胞も取り込んでいきます。これらを心臓に送らないためのフィルターになっているのがリンパ節で、全身に張りめぐらされています。体内には約800のリンパ節があり、中でも「わきの下」「鎖骨」「胸」「おなか」「そけい部」にはリンパ節が集中しています。

このリンパ管、リンパ液、リンパ節を合わせリンパと総称しているのです。

リンパには浅いリンパと深いリンパの2種類があります。浅いリンパは皮膚のすぐ下を流れていて、刺激すると老廃物が流れやすくなり、シミやくすみ、シワなどを防ぐ美肌効果が期待できます。皮膚から2~3mm下を流れているので、弱い圧力でマッサージすることが大切です。

一方、深いリンパは体の深部、インナーマッスルという筋肉の近くを流れています。インナーマッスルをストレッチで伸縮させれば、ダイレクトに深いリンパへ働きかけることができ、インナーマッスル自体の活動代謝も高まるため、周辺のぜい肉や脂肪のシェイプアップ効果も期待できるのです。

リンパを正しくストレッチ

リンパストレッチ&マッサージでリンパの流れが良くなれば、体の不調の原因となる老廃物や余分な脂肪を体の外へ追い出しやすくなります。普段使っていない筋肉のリンパストレッチ&マッサージにより、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が活性化されます。セロトニンには精神を安定させる働きがあり、イライラや不安の原因となるノルアドレナリンの過度な分泌を正常にコントロールしてくれるのです。

重力に対して姿勢を保つための筋肉群を「抗重力筋群」と言いますが、姿勢良く立つことを意識するだけでもこの筋群を使うことになりセロトニンの分泌が活性化され、やる気や元気が出てきます。

リンパの役割、だいぶわかってきましたね。正常な体調を保つには欠かせない存在であることもわかってきました。このリンパを正しくストレッチすることによって、体にたまった毒を体外へ排出し、健康な体を取り戻しましょう。