長い骨の両端をぐっと押すような力が必要!
大腿骨などの長い骨や背骨の場合、骨の両端から押し合う方向に力が加わると、それが刺激となって骨が目覚めます。
刺激が必要だからといって太ももをトントン叩いても、骨を強くする効果は期待できません。
刺激したいのは、体重を支える足腰の骨。特に、骨粗鬆症になって折れると困る大腿骨や背骨です。
まっすぐ立つだけでも刺激になりますが、歩けばスピードやからだの上下運動が生じて骨への刺激が強まります。
走ればさらに強く、ジャンプをすれば、着地のときに大腿骨や背骨に大きな衝撃が伝わります。
また、いつでもどこでも誰でもできるのが、つま先立ちからかかとをドシンと落とす運動。
かかとが地面に打ち付けられた瞬間に、大腿骨や背骨を刺激する衝撃が伝わります。
【書誌情報】
『1日1分!!一生歩ける骨づくり』
監修:林泰史
(原宿リハビリテーション病院 名誉教授)
誰もが一生、若々しく元気に過ごしたいと思っています。そのためには、骨の健康を最優先で考えてみるのもよいかもしれません。スカスカの骨では、転倒、骨折、寝たきりを招いたり、いつのまにか骨折で、背中や腰が丸くなってしまうことも。骨を強くするためには、「1分の骨刺激と1杯のホットミルク」を取り入れましょう。すると骨から若返りホルモンが出て、いろいろな病気の予防に役立ち、お肌も若返る。毎日が活動的になり、元気に過ごせばまた骨が刺激されるという嬉しいサイクルが生まれます。この本で骨の大切さを知り、一生折れない、一生歩ける若々しさを手に入れましょう!
公開日:2019.12.17
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