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ポジショナルプレー実践時は、正方形やトライアングルではなくダイヤモンドであるべき理由とは!?【ダイヤモンドオフェンス】

Text:坂本圭

正方形やトライアングルではなくダイヤモンドである理由

ポジショナルプレーを実践するときに、ダイヤモンドの形をベースにする理由は、ボール保持者の近くにいる選手がボール保持者に「5つのプレーオプション(4つのプレーオプションと個人プレーの優先順位)」を提供すると、自然とダイヤモンドが形成されるからだ。

4対2のロンドを例にする。パスの方向性で考えると、ボール保持者は斜めのパス2つ、縦パス1つがあるサイドの選手がボールを受けると進行方向から見て、斜め前方へのパス、横パス、バックパスがある。

ボール保持者と選手の周辺視野は180度確保することが可能であり、全ての攻撃の選手と相手を同時に視野に入れることができる。

個人戦術(幅と深さを取る、マークを外す)の観点でもダイヤモンドの形は幅と深さを同時に必要なだけ取り、「5つのプレーオプション」をボール保持者に提供することができる。

4対2のロンドでは、そこにいるボール保持者から見て、斜め前方にいるサイドの選手は相手人より少し高い位置を取るだけで相手の背後(視野外)に位置することになり、マークを外すことができる。相手の背後で縦パスを受けようとしている選手は、相手2人のポジショニングに応じて少し移動するだけで縦パスや斜めのパスを受けることができる。

【ダイヤモンドの形をベースにする理由】
ダイヤモンドの形の4対2のロンドは、ボール保持者が有効な縦パス1つと斜めのパス2つを出すことができ、相手2人は2つのパスコースを消すことは容易だが、3つ目のパスコースを消すことが難しい。


出典:『ダイヤモンドオフェンス サッカーの新常識 ポジショナルプレー実践法』著/坂本圭

『ダイヤモンドオフェンス サッカーの新常識 ポジショナルプレー実践法』
著者:坂本圭

日本ではまだ珍しいサッカー攻撃の概念・ポジショナルプレーを取り入れた戦術書!!スペインのプロチームでコーチライセンスを獲得した著者が、サッカーを勉強したい学生や指導者、日本式ではなく世界のトップシーンで導入されている新しいサッカーの攻撃方法を実践したいと思っている方々のために、ポジショナルプレーを実践するための方法としてダイヤモンドオフェンスを伝授します。