がんばれるなら、限界+2〜3回
運動へのハードルが低くなったところで、実際のエクササイズへの取り組み方について、お話ししていきましょう。このあと5章から、実際に取り組んでいただきたいエクササイズをご紹介していきますが、表記している回数はあくまで目安です。というのも、同じ動きであっても、どこまでできるかはこれまでの運動経験や今の筋肉量によって大きく異なるため、書籍という性質上、何回やったら確実に効果が出ます!と言い切ることが難しいのです(オンラインのパーソナルでは個別対応のため、聞き取りを重視して、やり取りをしています)。
ですので、本書でオススメするエクササイズの回数は、動作を繰り返すうちに「もう限界!」と思ったところから、さらに2〜3回、がんばってみる程度。それがあなたにとってベストな回数になりますエクササイズを行う上で、「限界」には2種類あることを知っておくといいでしょう。それは、「心の限界」と「体の限界」です。そして、いつでも先に訪れるのは心の限界です。
特に、エクササイズに慣れないうちは、心が限界を迎えたところで動きを止めてしまいます。はじめのうちは、それでもOK。とにかくやること、できる範囲で続けることを大切にして欲しいからです。しばらく続けていると、限界到達までの回数が伸びていることに気づくでしょう。そのときには、自分自身の成長をほめてあげてくださいね。そして、次第に使っている場所(筋肉)がプルプルしてしまうような体の限界を感じられるようになったら「+2.3回」に挑戦してみてください。
【書誌情報】
『やせない理由はあなたのガマンにありました!』
著者: 松永健吾 著
ダイエットに失敗するのは、ガマンをするから!
本当に必要なのは、
◇これまでのダイエット経験によってつくられた
「だメンタルをリセット」すること。
◇日々、どんな食事をしていて、代謝はどういう状態か、
「自己分析」で、正しい現状把握をすること。
◇食べることをガマンするのではなく、
自己分析でわかった、自分に合う食事管理をすること。
◇やらなきゃ損!の神エクササイズで、
やせやすい体をつくること。
「制限(ガマン)」ではなく「管理」をすることが、
ダイエットの成功のカギです!
世界一寄り添うパーソナルトレーナーが、
一生やせる方法をガイドします。
公開日:2020.10.16