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鶏卵のおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温めるアイドル食材

身近な、いつも食べているものにも、体を温める食材はいっぱいあります。なにげなく口にしてはいたけど、もっと効果を感じたい、合理的に食べたい、と思いませんか? 切り方や調理方法で栄養価が変わるので、これを参考にしてぜひ、実践してみましょう。

【鶏卵】食欲を抑制し、肥満防止に役立つ卵白の成分


●栄養価が高く、ダイエットにも活躍
ほぼ完全食品と言われるほど、必要な栄養素が揃っている卵。重量比は卵黄が35%、卵白が60%、その他が5%。含まれるタンパク質のアミノ酸組成が理想的なバランスを示している。卵白のタンパク質は細菌の細胞膜を破壊して抗菌作用を発揮し、卵への細菌の侵入を阻止する働きがあります。また、食欲を抑制し、肥満防止にも役立つという研究報告もあります。

卵黄の成分は約15%がタンパク質、約30%が脂質です。そのうち6割が中性脂肪で3割がリン脂質、残りがコレステロールです。リン脂質は、脳細胞や神経細胞の構成成分で、記憶力の向上や老化予防などにも効果を発揮。亜鉛もしょうが同様に多量に含んでいるため、滋養強壮作用もあります。

【Point】最近元気がないと思っている男性は必見!
セックスミネラルとして有名な成分、亜鉛も多く含まれているので滋養強壮にも効果を発揮します。

保存方法

●卵はとがった方を下にして保存すると長持ちします
常温で販売されているものでも、鮮度の低下、菌の増殖が心配なので、冷蔵庫で保存します。賞味期間は卵が入っているパックなどを参照にしますが、生食なら1週間以内、加熱するなら2週間程度は保存可能。茹で卵は皮をむいていない状態なら冷蔵庫で3日間、皮をむいて味付けしたものは冷蔵庫で2日間保存可能です。

おすすめの切り方&調理方法

●色々な調理方法で楽しめる、万能な卵
卵は生食、温泉卵、目玉焼き、オムレツ、茹で卵など、あらゆる調理法で食べることができます。普通の茹で卵は、卵を冷蔵庫から出し、室温に戻してから水から茹でます(沸騰してから約7分)。卵黄をとろとろの半生状態にしたい場合は、茹でる直前まで冷やし、沸騰したお湯にそっと入れます(約6分)。どちらも湯に酢を加えると、殻にひびが入っても卵白が流れ出しません。

・輪切り/サンドウィッチなど
・つぶし/タルタルソースなど
・くし切り/サラダなど

おすすめの食べ合わせ

●卵+ほうれん草
タンパク質と鉄分で鉄の吸収力をアップし貧血に役立つ。

●卵+トマト
卵にはないビタミンC をプラスすれば完璧なメニューに!

鶏卵メニュー例

卵とトマトの中華風炒め、チーズオムレツ、茶碗蒸し、卵とほうれん草のココット、出し巻き卵、厚揚げと小松菜の卵とじ、かに玉、台湾風オムレツなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。

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