ダービーの次走がジャパンダートダービーで圧勝
芝ではコントレイルが日本ダービーで、15年ぶりディープインパクト以来の無敗制覇を成し遂げた。
ジャパンダートダービーで、無敗制覇を狙っている馬が1頭いる。
ユニコーンSを勝ったカフェファラオだ。勝利できれば、2001年のトーシンブリザード、昨年のクリソベリルに続いて、史上3頭目の無敗制覇となる。
しかし、それに待ったをかけるべく、バーナードループを筆頭にJRAから6頭、地方競馬から6頭が出走を予定している。
果たして、カフェファラオは勝ってダート界のスターホースへと駆け上れるのか!?
今回は、このジャパンダートダービーを勝った馬の中でも、唯一無二のスターホースとなった名馬を紹介しよう!!
その名馬とは2002年勝馬の“ゴールドアリュール”だ。
デビューは芝で2着となり、2戦目の芝で初勝利を挙げるも、その後、芝では勝つことが出来ないでいた。そのため7戦目にダートへ路線変更すると、2連勝を飾る。
そして、ホースマンの夢、日本ダービーへ出走すると13番人気ながら、5着と好成績を残す。これを最後に以降はダートのみの出走となる
(芝では1勝しかしてないが、成績は悪くなく、すべて掲示板内の5着以内としている)。
日本ダービーの次戦にジャパンダートダービーを選択し、2着に1.3秒差をつけ圧勝する。
これはサンデーサイレンス産駒として、初のダートGI級制覇となり、また唯一のGI級馬でもある。引退するまでGI級を4勝しダート界を代表するスターホースとなる。
そしてゴールドアリュールは、種牡馬としても快進撃を続ける。
産駒にGI級9勝の“エスポワールシチー”をはじめ、砂の快速逃げ馬“スマートファルコン”。
JRA認定のGI級11勝は日本競馬史上最多の“コパノリッキー”。
国内負けなし現役の“クリソベリル”など、GI級馬を10頭も輩出している。2020年6月21日には産駒がJRA通算1000勝を達成した。
果たして、現役時代だけではなく、種牡馬としても活躍する名馬が誕生なるか!?
発走は、7/8 大井競馬場 11レース 20:05予定。
公開日:2020.07.06