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タイガー・ウッズ/ローリー・マキロイ/松山英樹の合理的スウィングを踏襲した「Sスウィング」とは!?【ゴルフスウィングの真実/佐久間馨】

Text:佐久間馨

合理的なクラブの振り方=Sスウィング

●クラブの動きと体の動き
タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、松山英樹、あるいは古いゴルフファンならジャック・ニクラスやジャンボ尾崎、杉原輝雄など、名選手のスウィングには共通したクラブの動きがあります。そのクラブの動きを、体に無理なく、効率よく作ることができるのがよいスウィングです。それを私は、合理的スウィング=「Sスウィング」と呼んでいます。

スウィングを見るとき、私たちは体の動きの外見しか見ることができません。どこがどういう構造になっていて、それらはどのような関連性を持って動いているのか、洋服や皮膚があると、骨格や筋肉の動きまではなかなかわかりません。私がスウィングの研究を始めた50年前、初めに興味を持ったのは名選手たちの体の形(フォルム)ではなく、クラブの動きでした。

クラブの動きは、写真や映像では平面(2次元)ですが、実際は3次元です。クラブヘッドとグリップエンドの動きに着目しました。また、体の動きについては外見ではなく中身、つまり骨格の動きとその骨格を動かす筋肉の使われ方に想像を巡らせました。そして完成したのが、Sスウィングです。

私に見えている世界「クラブの動き/インパクト/体の動き」が、皆さんにも見えるようになれば、誰でも思った通りに体を動かせて、いつでも、どこでも、発目からナイスショットが打てるようになるはずです。そのため本書では、クラブの動きと体の内側がわかるようなイラストをふんだんに使って説明します。

Sスウィングをマスターすれば、とんでもないミス(メソッドゴルフではこれを「エラーショット」と呼んでいます)はなくなります。コースで実際にショットするときは、状況に合わせて「当て方」を考えてください。

出典:『ゴルフスウィングの真実 ジャストミートを確約するSスウィング』著/佐久間馨

【書誌情報】
『ゴルフスウィングの真実 ジャストミートを確約するSスウィング』
著者:佐久間馨

タイガー・ウッズ、ジャック・ニクラウスなど、プロゴルファーの名選手には共通したクラブの動きがある。その動き分析し、本書の著者が体系づけたスウィングが「Sスウィング」。 本書の構成は「Sスウィングのメカニズム」と「漫画でわかるSスウィングの正体」の2部構成。 第1部では「クラブの動きと体の動き」の視点から、合理的なクラブの振り方を詳細なイラストとわかりやすいテキストを使って解説。アドレスからフィニッシュまでの動きについて、著者独自の理論を展開している。なかでも、「スライド・ダウン」、「ターンアップ」など従来のゴルフ用語にはない、スウィングの動きを表す言葉の解釈は一読の価値あり。 さらに、第2部「漫画でわかるSスウィングの正体」は、ゴルフビギナーがSスウィングを学び、身に付けていくプロセスをストーリー漫画でわかりやすく紹介している。