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競馬新聞の予想欄は人気のバロメーター!【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

競馬記者が予想した出走馬の力関係

では、まず新聞に書かれている予想の印から説明していきましょう。

◎/本命:一番強いだろうと思う馬に打つ印。バレンタインデーの時に『本命チョコ』なんて言い方で使いますよね。

○/対抗:◎の最大のライバル。本命に『対抗』し得る存在。

▲/単穴:勝ち馬を当てる馬券を単勝馬券と言います。その“単の穴”。○を負かすどころか◎をも負かしちゃうかもよ、という3番手。

この◎、○、▲の3つの印は、“勝つ可能性がある”という意味が含まれた、重たい印。予想をする人も、1人1頭ずつしか打てません。

 「今日はメチャメチャ強い馬が2頭いるから、◎は2頭だ」とは出来ないということ。序列を付けて、◎、○、▲は1人1頭ずつとなります。

△/連穴、複穴:2着や3着に来る可能性のある馬に打つ印。たくさんの出走馬がいれば、2、3着に来そうな馬は何頭かいるでしょうから、打っていいことになっています。

その他、二重△、☆、×、注などは、競馬新聞によって意味合いが違ったりもしますが、▲と△の間、あるいは△の下に来る印。×は“いらない”という意味ではありません。何かしら印が付いていたら、馬券に絡む可能性があるということだと、覚えておいて下さい。

だから、競馬新聞を開いた時、予想の欄の上から下まで、ズラリと◎、○、▲が並んでいたら、「世の中は、この馬が勝つと思っているんだな」と。逆に印が無かったり、△が1つ、2つなら、「みんな、この馬は来ないと思ってるのか」と思って下さい。

つまり、競馬新聞の予想欄は人気のバロメーター。世間の評価を表す、ひとつの基準として見ることが出来ます。

そこで、本命党は重たい印のたくさん付いている馬を狙う。逆に、穴党は逆らって、本命馬の死角を探し、人気薄の可能性を探る。どちらにするかは、あなたが自身が決めることなのです。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。