染め分け帽
同じ枠に、同じ馬主の馬が入ったら?
中央競馬の場合、騎手がレースで着る勝負服は、馬主デザインの固有のもの。帽色まで一緒となると、どちらの馬だか、判明しづらいですよね。
そこで、帽子を枠の色と白色に分けたものを染め分け帽と言い、同じ馬主の馬が同じ枠に入った時は、馬番の大きい方の馬の騎手が、それを被ります。
同枠の2頭目の馬は、4分割したものを、3頭目は8分割したものを被ります。
ちなみに、白帽色の1枠はどうするかと言うと、白と水色で4分割したものを被ります。
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.09.11