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全ての始まり…サラブレッドの“三大始祖”とは!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

血統を知ろう

サラブレッドは“throughbred”と書き、through には“完全に”とか“貫く”の意味が、bred には“種”や“血”などの意味があります。つまり、サラブレッドとは、徹底的に品種管理された馬のことを指すんですね。

17 世紀、イギリスのスピードとスタミナに長けた在来牝馬に、東洋種の牡馬を種付けしたことに起源を持つサラブレッド。

1793 年に、血統登録書である『ジェネラル・スタッド・ブック』が出版されると、すべての馬が血統登録されるようになり、今に至っています。

現在のサラブレッドの父系先祖を辿ると、3頭の馬にさかのぼります。ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリーターク。

この3頭を、サラブレッドの“三大始祖”と呼びます。

その血の持つ特性を研究し、交配に交配を重ね、速い馬を作ってきました。その美しい筋肉やフォルムと相まって、サラブレッドは「人間の創った最高の芸術品」と称されるのです。また、競馬のことを“血のロマン”と言うのも、納得ですよね。

血統は、馬券の予想においても重要で、芝向きなのかダート向きなのか、短距離なのか長距離なのか。はたまた、重馬場の巧拙まで、血統を知ることで、そのレースの向き、不向きを探ることが出来ます。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。