今年の外国馬は出走ナシ
11月24日に東京競馬場でジャパンカップが行われる。
このジャパンカップは、「世界に通用する強い馬づくり」が提唱され、1981年に日本初の国際招待競走として創設された。
だが、今年は外国馬が一頭も来ないという、なんとも寂しい開催となるようだ。そもそも、外国馬が最後に勝ったのは、14年前の2005年のアルカセットまで遡る。
そこで、ジャパンカップで勝った外国馬を思い出してみよう!!
メアジードーツ
第一回ジャパンカップの勝馬で、アメリカから参戦してきた牝馬。
レースでは、当時の日本レコードを0秒5縮めるタイムで勝っている。このジャパンカップを最後に引退し、繁殖牝馬となった。
この時の日本馬最高順位は、ゴールドスペンサーの5着であった。
ランド
1993年・1994年バーデン大賞を連覇したドイツ馬。
レースでは、三冠馬のナリタブライアン、タイキブリザード、ヒシアマゾンなどの追撃をかわし優勝する。これがドイツ馬として史上唯一のジャパンカップ勝ちとなっている。このレースを最後に引退。またこの年、前年度に続きドイツの年度代表馬に選出されている。
日本馬はヒシアマゾンの2着が最高。
ファルブラヴ
2002年前半、ミラノ大賞典を勝つなど、イタリアの中長距離G1をすべて制覇してきた、イタリアから参戦してきた馬。
鞍上にF・デットーリを迎え、東京競馬場が改修工事で、中山競馬場の2200mで行われたジャパンカップを制覇。日本馬では、シンボリクリスエスの3着が最高。
翌年には、クイーンエリザベス2世S、香港Cを勝つなど活躍し引退。
今年は、どの馬が勝つのか!?
11月24日 東京競馬場 15時40分発走予定。
公開日:2019.11.23