関東オークスを制したユキチャン
東京競馬場の5週連続GⅠが、先週で終了。
早くも、来年のダービー馬やオークス馬の期待がかかる、2歳戦が始まる。
そんな中、川崎競馬場では牝馬の戦い。ダートのオークス、関東オークスが開催される。
2000年から交流重賞となって以降、JRA所属馬が17勝、地方所属馬は3勝。圧倒的にJRA所属馬が強いレースだ。
今年も、UAEオークス(GⅢ)3着のセランを筆頭に、計4頭が出走する。
対する地方勢は、北海道・金沢・大井・名古屋・水沢を遠征し、すでに13レースを走っているミステリーベルンはじめ、10レース以上走ったことのある馬も多い。タフな10頭が出走してくる。
今年もJRA所属馬で決まるのか?それとも地方勢が一矢報いるのか?
その前に、関東オークスを勝ったことのある名馬を紹介しよう。
2008年ユキチャン
白毛馬として、新馬の時から注目されたアイドルホース。白毛馬による重賞初制覇を、関東オークスで挙げる。
その後も、交流重賞戦線に出走し、重賞3勝を挙げた名牝。
2009年ラヴェリータ
JpnⅠ勝ちこそないが、交流重賞を7勝も挙げた名牝。
引退試合となった、ジャパンCダートでは4着と惜しいレースを見せる。
2015年ホワイトフーガ
関東オークスを制した同年、3歳で出走したJBCレディスクラシック(JpnⅠ)を制覇。
その後も勝ちを重ね、JpnⅠ2勝・交流重賞5勝も挙げた名牝。
果たして、新たな名牝誕生となるか?
発走は、6月10日 川崎競馬場 11レース 20:10 発走予定。
公開日:2020.06.08