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歴代最多のGI・JpnI競走11勝。砂上に金字塔を打ち立てた名馬とは?

Text:あもあもだいち

コパノリッキーはかしわ記念3勝など、G1級を11勝

5月5日のこどもの日。
船橋競馬場では、交流重賞G1「かしわ記念」が行われる。

この時期の芝路線では、クラシックから古馬まで、JRAで毎週GIが開催されているが、ダート路線のGIは1レースもない。
このかしわ記念は地方競馬場ながら1着賞金が6000万円。
高額のレースのため、超一線級のダート馬が集結するレースとなっている。

今年もJRAから、2018年のチャンピオンズCを勝って以降、脚部不安のため休養していたルヴァンスレーヴが出走。

さらに2020フェブラリーS勝馬モズアスコット、2019南部杯Jpn1勝馬サンライズノヴァ、GI 3勝の古豪ケイティブレイブを含めたGI馬4頭が参戦する。

それに加え、芝・ダート重賞勝馬ワイドファラオ、重賞1勝のアルクトスが出走を予定。

また、モズアスコット騎乗のC.ルメールは、騎手として史上初の3連覇がかかっている。

出走予定馬の中に、かしわ記念を勝った馬はおらず、どの馬が勝っても初制覇となる。

かしわ記念を制覇した名馬たち

いままで“かしわ記念”を制覇した名馬を振り返ってみよう。

2006年 アジュディミツオー
地方競馬所属ながら2004、05年の東京大賞典を連覇。地方競馬所属馬として初めてドバイワールドカップに出走。GIを6勝した地方が誇る名馬。

2009、10、12年 エスポワールシチー
かしわ記念を3回も勝ち、GI合計9勝。種牡馬としても、2019年に産駒のヴァケーションが全日本2歳優駿を勝ち、初の重賞勝馬を輩出している。

2014、16、17年 コパノリッキー
エスポワールシチーと同じく、かしわ記念を3勝し、GI合計は最多の11勝を挙げている。

C.ルメールは3連覇を達成出来るのか!?
5月5日 船橋競馬場 11レース 16:05発走予定

フェブラリーSでは2馬身半差の完勝のモズアスコット