タイキシャトルはマイル7戦全勝
明日21日、3歳限定のユニコーンステークスが、東京競馬場で行われる。7月に大井競馬場で開催されるジャパンダートダービーダート(JpnⅠ)の前哨戦だ。
このユニコーンステークスは、直近5年の勝馬の全てが、その後にGⅠ級を勝利している出世レース。一流馬への登竜門とも言えるだろう。
今年も、同じ距離、同じコースのヒヤシンスSを勝ったカフェファラオ。青竜ステークスを勝ったデュードヴァン。海外遠征をし、サンバサウジダービーカップを勝ったフルフラットの3頭を筆頭に、次世代のダート界を背負うスターの座を目指して、各馬が出走を控えている。
そこで、ユニコーンステークスを勝った大物ホースを振り返ってみよう!!
タイキシャトル
1997年勝馬。当時は秋に設定されていたユニコーンステークス。
芝でも結果を残していたが、秋初戦にマイル(1600m)を使いたかったという理由で出走。
そのまま勝ってしまい、その後はマイルCS、安田記念、ジャック・ル・マロワ賞など、重賞8連勝。G1通算5勝を挙げた。マイル戦は7戦全勝。種牡馬としても、3頭のGⅠ級制覇馬を輩出している。
アグネスデジタル
2000年勝馬。芝・ダートを使われていたが、結果を残していたのはダート。そのため秋初戦ユニコーンステークスを使い、見事勝利する。
さらに、その年のマイルCSに出走し、芝初勝利をGⅠレースで挙げた。コースレコードというおまけ付き。その後も芝、ダート問わず活躍し、国内海外のGⅠ級を6勝する。
種牡馬としては、GⅠ級を勝ったのはカゼノコ1頭のみだが、9頭の重賞勝馬を輩出している。
今年、勝って出世コースに乗るのはどの馬か? 発走は、6月21日 東京競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2020.06.20