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甲子園優勝投手となった2年生右腕を襲った2死満塁の大ピンチ

戦術面での主役は“継投”

大阪府代表の履正社高校が第101回全国高校野球選手権大会を制した。今大会では星稜(石川)の奥川恭伸投手が準決勝まで防御率0.00で注目され、また打者では履正社の井上広大選手がその奥川投手から決勝戦で3ランを放ち主役となった。

一方、選手個人ではなく、戦術面で注目されたのが継投だ。毎年、激しくなる一方の球数論争の影響や、実際に勝ち上がるためへの必要性から、有力校は複数投手を用意するのが一般的になってきた。
優勝投手となった履正社の岩崎峻典も2番手投手。エース左腕の清水大成とともに、大阪府大会では5試合に登板し、22回1/3を2失点。甲子園でも1回戦(霞ヶ浦戦)で4回1失点、3回戦(高岡商戦)で3回2失点、準決勝(明石商戦)は1失点完投と安定した投球を見せた。

迎えた決勝戦。7回、同点に追いつかれ、なお2死1・2塁という極めて難しい場面で登板。
さらに満塁としながら無失点で切り抜けたことが、8回の勝ち越し点、そして優勝へと繋がった。

エース清水大成と守り続けた夏のマウンド。安定感の高い2番手投手がいたからこそ、大ピンチでマウンドを預けることが出来たのだ。
エースと遜色ない2番手投手を育成した岡田龍生監督の手腕と、何より選手本人に賛辞を贈りたい。

 

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【書誌情報】
『がっつり! 甲子園2019』
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