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免疫力向上のカギは「辛い」「酸っぱい」「苦い」 【免疫力の話】

Text:石原新菜

「嫌なもの反射」により免疫力が上がる

一般的に「刺激物」といわれる、辛さ、酸っぱさ、苦さが強い食べ物。あまりに強烈だと食べることもできませんが、適度な刺激であれば、美味しさにつながります

好き嫌いはあるものの、「今日はとても辛いものが食べたい」というような気持ちは、誰しも感じたことがあるのではないでしょうか。

その、刺激物を食べたいという気持ち、じつは体がスッキリしたいと訴えているのかもしれません。なぜなら、刺激物は体にとってよいデトックス効果をもたらすからです。

刺激物が体に入ると、体内では「嫌なものが入った」と認識し、排出しようとします。酸っぱいものを食べて唾液が多く出たり、辛いものを食べて体がほてったりするのはその「嫌なもの反射」によるものです。

この「嫌なもの反射」が起こると、副交感神経が優位になり、体がリラックスしてきます。そして、体温が上がり、免疫力もアップするという仕組みです。

そのような効果の他にも、苦いものであれば、体のほてりをとって夏バテを防ぐ効果があったり、酸っぱいものは、疲労回復や食欲増進の効果があります。また、辛いものは体を内側から温める効果があるので、冷え性の対策にもなります。ただし、食べすぎると胃腸に負担がかかってしまうので、その点は注意しましょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』
著:石原新菜

シリーズ累計発行部数160万部突破の人気シリーズより、健康で強い体を作るために大切な『免疫力』をテーマに、実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!新型コロナウィルスによる影響もあり、改めて注目が集まっている免疫力。すべてのウィルスによる攻撃や重症化を防ぎ、自分の体を守るためには免疫力を高めることが最も重要になります。本書ではそんな免疫の働きから、活性化させるカンタンな方法まで、すぐに使える実用的な情報を紹介。「そもそも免疫力ってなに?」「免疫力を高めるには〇〇を飲む」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!健康的で強い体を作りたい、家族の健康を守りたい、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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